須磨水族館2007年10月02日

 9月24日は、9月いっぱいのタダ券があった須磨水族公園に行った。学生の頃、水族館が大好きで、近畿圏の水族館はすべて行った。須磨ではピラルクーの大きさに驚き、伊勢ではラッコの可愛げ無さにガッカリし、英虞湾ではマンボウの大群に感動し、移転前の琵琶湖文化会館では、草魚と琵琶湖大ナマズに恐怖した、思い出の多い水族館たち。だが、東京へ勤めに出てからは、関東の水族館には一度も行かず。こちらへ帰って来てからも、草津の新しい琵琶湖文化会館の水族館に行ったくらいだった。海遊館にもまだ行ってない。

 祭日とあって、かなりの人でだった。入り口からいきなり「白黒の斑うなぎ」と「クリオネ」と言う、結構地味な展示の後、大水槽が。サメやシマ鯵、エイなどが泳いでいる。その横には、頭の部分だけで私の背丈程もある、ホオジロザメの標本が。やっぱり海は怖い。チピラは水槽に釘付けで「サメがいる、エイがいる」と嬉しそう。ヨースティーも見ていたが、すぐにはぐれ、その後はほとんど別行動。今は携帯があるから全く慌てる必要無しだ。

 チピラ希望のイルカ・ショーを見に行く。後10分程で始まるが、ヨースティーは我慢できず、ぐずり出したので退場。一番上からショーを見るが、下の方は水しぶきがかかるので、シートなどで防いでくださいとアナウンスされる。が、あれはしぶきなんて物じゃなかった。イルカは5匹いて、新入りの2匹、中堅の2匹、そしてベテランのF1と言うイルカが演技をする。が、このF1のしぶきが半端じゃない。他のイルカたちは、ジャンプしても着水時に「チュポ」って感じで、あんまり水しぶきはあげない。だいたい、イルカの身体って流線型になってるから、まっすぐ着水すれば、それほど抵抗も無いはず。ところがF1は、ほぼ「腹打ち」状態で着水するから、前の人は、びしょ濡れ。あいつ、絶対わざとやってる。でも、7〜8m上に釣ってあるボールを、ジャンプ一発で突いたり、驚きだった。チピラも喜んでいたが、20分もすると飽きたみたい。

 帰る頃には小雨が降っていたので、砂浜で遊ぶことは出来なかった。昼寝をしてないので、かなり不機嫌になっていたので、嫌がったけど連れて帰った。イルカショーは、前で観ると迫力あるだろうな。夏に水着で観るのがいいかもしれないな。