gleeで検索 ― 2011年09月11日
5月に出張で、横浜の親戚の家へ泊まった時、洋楽好きのいとこが「グリーって知ってる?」と訊いて来た。「ゲームの?」と答えると、「それはRのgree。今言うてるのはLのglee。アメリカのドラマで、高校の合唱部の話やけど、毎回色んな歌が出てくる。」そう言えば、ジャーニーの「Don't Stop Believin'」が、ドラマでカバーされて大ヒットした、それも本人じゃなく、他の人が歌ってというニュースを聞いたことがあった。
洋楽好きのいとこだが、彼の興味は、毎回セレクトされる曲ではなく、アメリカ独特のキャスティングにあった。多くの人種が集まる移民の国アメリカでは、過去の人種差別を気にしてか、ドラマの主役級を色んな人種で固めることが多い気がする。例えば、宇宙大作戦に始まるスター・トレック・シリーズは、カーク船長の白人を始め、東洋人、黒人女性、ロシア系そして宇宙人(笑)と言うのがメインだが、それは後のシリーズにも受け継がれている。要するに、表向きの平等を意識しての配役がされていることが多い。
いとこ曰く、gleeでは、その傾向が、それはたぶんネタという意味もあるんだろうけど、ものすごいらしい。早速youtubeで見せてくれたが、ユダヤ系、ヒスパニック系、黒人、東洋系、ゲイ、障害者、妊婦・・・こうなると、サイボーグ009かアパッチ野球軍って感じ。コメディと言うこともあるが、基本的にアメリカの・ドラマのこういう役付って、先入観を利用して、演出をわかりやすく、かつ面白くするためにやっているんだろうね。
それから、ちょくちょくgleeを見るようになったのだが、登場する曲は、原曲通りのアレンジから、結構かけ離れている物まで。多くの場合男女のコーラスで歌い、色んなカッコやシチュエーション、ダンスで歌いまくる。それに結構はまってしまった。ミュージカルの舞台は見た事無いけど、こんな感じなんだろうか?そして、それを見ながら、これってバンドにも活かせるんじゃ?なんて思ったりしたが、力量的に、やっぱり無理だな。でも、もしかすると、各メンバーの性格付のために、赤、青、緑、ピンク、黄色の色づけをしたり、ダンスしながら演奏!ってことがあるかもしれない(爆)
そして次回は最終回。大ヒットしたジャーニー・メドレーだそうだ。これはちょっと見逃せないな。
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