餅つき2008年12月16日

 今月の4日、保育園の餅つきの手伝いに行った。昔は、親戚が集まって餅つきをしたものだが、それも小学生くらいまで。餅つき機ができてからは、どこの家庭でもやらなくなったのではないだろうか。

 子供の頃、餅つきは楽しみだった。なんと言っても、つきたての柔らかい餅が食べられるのは、その時しかなかったし、丸めるのも楽しかった。何段にも重ねたせいろから、順番に餅をついていく。何家族分もつくのは、一日仕事だった。

 餅をつく人が足りないと言うので、おもしろそうだから行ってみたら、平日の午前中と言うこともあり、手伝いにきたお父さんは私だけ。後はおじいさんが二人(笑)まあ、今時のお父さんに、餅をつけと言っても、やった事も見た事も無いだろうな。そう言う私も30年ぶりだし。

 まずはおじいさんが慣れた手つきで蒸し上がった餅米をこね、つき始める。子供たちは、周りで「よいしょ!よいしょ!」とかわいい応援。つき上がった餅は、手伝いのお母さんたちが丸めて、きな粉餅にして園児が食べる。その場で食べる分とお土産の分もあり、我々がつく分では間に合わず、裏で機械でもついていた(笑)

 次に私がつかせてもらった。子供の頃はあんなに重かった杵も、おとなになったから楽勝!と思ったが・・・結構キツい(爆)餅つきには、腕力より握力が必要だとわかった。でも、二臼もつくとこつを憶えて、楽につけるようになった。年少、年中、年長児は、餅つき体験で、一緒に杵を持って4〜5回ペッタン、ペッタンとつかせてあげる。年長児は、卒園アルバム用に、杵を持ったポーズで写真撮影と、結構時間掛かった(笑)手でついた分は、一升か一升半を七臼だったかな。

 お土産でもって帰ってきた餅は、夜になってもまだ柔らかい。そう言えば、機械でついた餅は、水の加減かすぐに堅くなる。久しぶりの餅つき、おもしろかったな。今までも行けばよかった。卒園までは毎年行こう!

 で、園の行事にほとんど参加しているので、来週のクリスマス会のサンタ役をしてくれないかと頼まれている。ただ、ほとんど毎日送り迎えをしている私の顔は、いくらサンタの衣装を着てもばれるだろう。チピラとヨースティーのクラス以外にしてもらおうかとも思うが、他の子が、チピラとヨースティーのお父さんがサンタさんしてたなんてこと言うと、子供の夢を壊しそうで、ちょっと乗り気がしない。平日と言うこともあり、なり手がいないんだろうけど・・・断ろうかな・・・