今時の劇的エンディング2007年02月18日

昨日は、ヨースティーとチピラの劇の発表会だった。ヨースティーは、舞台上に並び、名前を呼ばれて返事、そして歌に合わせてアヒルや馬のまねだった。先日行われた、祖父母対象の発表会では、寝転んだまま何もしなかったそうだが、今回は一応座っていた。大勢の人に驚いたのか、所々しか反応しなかったけど、かわいいので良しとしておこう。

チピラのクラスは「桃太郎」をやった。チピラの役はキジ。出番まで退屈なので、帽子を触って脱いだり、膝をかじったりと落ち着きが無い。クラスの中ではお姉さんになるので、余裕でこなしていたチピラ。キジが飛んでくる時など、ケンケンのアドリブなんかかましていた。きびだんごをもらうと、一人だけいきなり食べ始めた。もちろん作り物だから、食べられるはずも無いが、鬼が島に向かう途中も、時々食べるふり。その食い意地が張っているのは、誰に似たのか・・・。

鬼が島で鬼を退治するというのが桃太郎の話だが、いじめ問題に配慮してなのか、若干筋が変わっていた。鬼が「寂しいな〜、誰か来ないかな〜」「鬼さんは悪い鬼ですか?それともいい鬼ですか?」「私たちはいい鬼ですよ」「それじゃあ一緒に踊りましょう!」となり、カレー・ロックを踊って終了。別のクラスの「七匹の子やぎ」でも、お腹を切られた狼が「もう悪い事はしませんから縫ってください」「わかりました、縫ってあげましょう」「やぎ達と狼は仲良く暮らしましたとさ」と言うエンディングだった。う〜ん、これでいいのか?

コメント

_ 焦げ ― 2007年02月19日 01時59分00秒

うーん、勧善懲悪ではないというか、毒は無いが落ちも無いのですね。まあでもかわいいでしょうね。ちっちゃい子の劇。

こちらもカルナバルの時期で、バルセロナはグランカナリアやカディス(趣旨は違うが)のような大掛かりなイベントは殆ど無いとはいえ、子供たちが仮装して学校に行く姿があちこちで見られました。かわいいのだけど、親は大変だろうなぁと思ってみたり。

しかし、カレーロックとは!?

_ ちゃーめ ― 2007年02月19日 10時29分26秒

ヨースティーちゃんぐらいの時なら、いてるだけで…何しても可愛いです。
チピラちゃん、なんだかシッカリぶりが出てます。(笑)
食べ物に強い関心を示すのは、女の子だからじゃないでしょうか?
ウチのリンゴもですよ(爆)
しかし、鬼も狼もオブラートにくるんで棘も毒も抜いてしまっても、チャ〜ント廻りには溢れてますから〜。とは言えお遊戯会で楽しく歌ったり踊ったりするのはいい事です。にんにんが眠る前の読み聞かせで、本当の話しをすればいいんじゃない。演技力抜群にね(^^)v

_ 忍者 ― 2007年02月19日 11時28分11秒

焦げさん
>まあでもかわいいでしょうね。ちっちゃい子の劇。
ずっと泣いている子がいたり、他の子の失敗を注意したりと、子供の個性が出て、見て楽しいですよ。できなくても、それはそれでかわいい。我々の舞台になると、ダメ出しの恐怖が・・・。
>こちらもカルナバルの時期で
そうですね。また昔の写真をアップしよっと。

家事シリーズのようで、運動会の時は「掃除機ロック」でした。掃除機ブンブンとか、ジャガイモ人参カレーロックとか言う内容です。


ちゃーめさん
>チピラちゃん、なんだかシッカリぶりが出てます。
しっかりしているのかしていないのか。
>ウチのリンゴもですよ(爆)
そうですか。でも、人一倍食い意地が張ってますからね〜。この前会場で、りんごちゃんが相手してもらって、照れている時のしぐさが、うちとまったく同じでおかしかったです。
>にんにんが眠る前の読み聞かせで、本当の話しをすればいいんじゃない。
最近のお気に入りは浦島太郎ですが、「なんで竜宮城から帰ったら、何百年も経っていたの?」と聞かれ、返事に困ってます。

_ MFCオーナー@勤務中 ― 2007年02月19日 13時30分37秒

最近は、幼稚園の劇では、桃太郎が15人も登場するとこもあるらしいですね。
色々気を遣って先生も大変だ。

_ ジャスミン ― 2007年02月19日 21時34分59秒

そうそう!桃太郎が3人いたこともある。(笑)

Jが印象深いのは「3匹のこぶた」で、J子1が木のぶただったんですけど、狼に食べられずレンガのぶたの家に逃げたという設定でした。(^^;) もちろん狼は鍋に落ちて死ぬというエンディングではありませんでした。

>う〜ん、これでいいのか?
納得いきません。(爆)

_ Keith ― 2007年02月20日 00時26分13秒

お子様達の演技を、目を細めて観ておられる忍者さんがありありと目に浮かびますねえ。
忍者さんのお子様の日記を読むと、いつもながら自分の子供の同じ頃を思い出します。
(場所取り、子供の立ち位置の確認、ビデオetc. 大変でした)

最近は、昔話が歪曲されていたり、主人公だらけだったり・・・と色々な話を聞きます。
分らなくもないですが、「いくら何でも、それはないだろ!」という感じですねぇ。ホント先生方も大変ですね。
写真、アップしてくださいね。

_ 忍者 ― 2007年02月20日 10時30分28秒

MFCオーナー
>桃太郎が15人も登場するとこもあるらしいですね。
全員が主役、運動会は順位付け無しが常識になっているのでしょうか。人間得手不得手があり、全員が主役でなく、裏方や脇役もいなければ成り立たない事を、ちゃんと教えるべきですね。


ジャスミンさん
>そうそう!桃太郎が3人いたこともある。(笑)
今回は役の数を人数で割ったようで、桃太郎も犬もキジも猿も3人〜4人ずつでした。もっと大きな子のクラスになると、台詞も一人でしゃべるようになります。
>もちろん狼は鍋に落ちて死ぬというエンディングではありませんでした。
昔話って、結構残酷な所がありますけど、あまりに筋を曲げるのは感心しませんね。


Keithさん
>場所取り、子供の立ち位置の確認、ビデオetc. 大変でした
ビデオ、見返す事が無いとわかってても撮ってますね。わずか5分か10分の出番に1時間も前から場所取りしている方もいますね。幸い小さいホールだし、自分の子供の出番以外は出て行く人も多いので、結構楽に撮れるんですけどね。
>「いくら何でも、それはないだろ!」という感じですねぇ。ホント先生方も大変ですね。
自分の子かわいさに、主役でない事に文句を言う親が多いと言うのが驚きですね。確かに主役を張ってほしいと思う気持ちは、わからなくもありませんけど、子供達はそれなりに楽しんでいますから、そこらへんを尊重すべきなんですけどね。
>写真、アップしてくださいね。
写真ですか。う〜ん、どうしようかな〜。

_ 喜楽院 ― 2007年02月20日 14時24分16秒

うちの長男の、幼稚園のときの劇は
「ひょっこりひょうたん島」でした。
ドン・ガバチョもダンディも、サンディ先生も
トラヒゲも3~4人ずついました。

不思議な違和感を感じました。
シュールな世界だ、と思いました。

_ 忍者 ― 2007年02月20日 19時56分12秒

喜楽院さん
>うちの長男の、幼稚園のときの劇は「ひょっこりひょうたん島」でした。
なかなか変わった演目ですね。
>ドン・ガバチョもダンディも、サンディ先生もトラヒゲも3~4人ずついました。
人数に対して役の数が少ないので、仕方ない部分もあると思いますが、変ですよね。でも、親達は我が子しか見てないから、関係ないかな。

_ MFCオーナー ― 2007年02月20日 21時41分48秒

>全員が主役でなく、裏方や脇役もいなければ成り立たない事を、ちゃんと教えるべきですね。
その通り!ギターもベースもドラムもいなければ、バンドだって成り立ちません。FWだけではサッカーが出来ない!撮る人がいるからこその写真なのだ!(やや論旨がずれている)

>ドン・ガバチョもダンディも、サンディ先生もトラヒゲも3~4人ずついました
それはそれでまた面白そうな。

_ 忍者 ― 2007年02月20日 23時51分21秒

MFCオーナー
>ギターもベースもドラムもいなければ、バンドだって成り立ちません。
本来は、役割分担を学ぶのに、演劇はいい教材だと思うのですが、本末転倒ですね。台詞の無い役が、どれだけ難しいか。ギターより弦の少ないベースの方が、果たして簡単なのか?ですよね。

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