親知らずの心子知らず2010年07月14日

ヘル・レイザーは歯が命

空も明るく、シトシトくらいの雨かと思いきや、スコールの様な豪雨。それが去り、またシトシト降っていたら、いきなりどしゃ降り。京都市中心から北部では、もっとすごい雨だったようで、川が溢れたりしたみたいだ。そんな梅雨の日、夕方からどんより頭が痛い。痛みの原因はわかっている。昨日親知らずを抜いたのだ。

先週どうするかの判断を迫られて、後々腫れるなら取ってしまえ!と決心。抜くのに何時間もかかったとか言う話もあるし、後メチャメチャ腫れるという話もあるし・・・。とにかく、歯を抜くなんて数十年振りなので、不安ばかりが先に立つ。

診療台に座ると医者が「どうします、抜きますか?」と訊いてきた。こっちは抜く気満々で「抜きます!」って予約したのに・・・。「抜いた方がいいんですよね・・・」と訊くと、「そうですね・・・」と、あまり乗り気でない(笑)この歯医者、腕はいいと評判で、いらん治療もしないし、ぼったくる事も無い。患者の事を考えた治療するので、抜髄や抜歯はあまりやりたがらない。「ちょっと斜めに生えてるんで、抜きにくいかもしれませんし・・・」と、やっぱり抜きたくなさそう。しかし、ふたつにひとつなので「もう抜いてください」と頼んだ。

「小さいので、大丈夫でしょう」と早速麻酔をされたが、これが炎症起こしているところでグリグリされて、えらく痛い。しかし、声も出さずにじっとがまん。外側の次は中側で、これまた同じように痛い!そして、いよいよ抜歯。どうやっているかわからないが、てこの原理っぽく感じたので、歯茎の横からブッ差して、ゴリゴリ抜いているのかな?斜めなので、削ったりするのかと思ったが、そのまま抜くようだ。引っぱられる歯、抜かれるかと抵抗する様が上あごの骨に伝わってくる。かなり踏ん張っていたが、ヌトッという感触とともに、踏ん張っていた歯も脱力。案外時間はかからず、2〜3分ほどだった。

家に帰って、歯を抜いた事を子供たちに話すと「じゃあ、お父ちゃんも新しい歯が生えて来るの?」って。チピラはちょうど生え変わり時期。ヨースティーも、クラスで歯の抜けた子が何人かいるので、抜けたら生えてくると思っているようだ。しかし、抜いたところより、グリグリされた歯茎の方が痛い。がまんできそうな鈍痛が続き、頭まで痛くなる。それに、抜いた所を気にして、片方で食事を噛んでいたら、全然おいしくない。おいしさって、全部の歯で噛む事で感じるんだと発見した。歯は大事なんだな。

日曜日は、天満橋Raw TracksでShakee'sのライブ。それまでには治して、バッチリのプレイを披露しなけりゃ!