Who's Crying Now.2006年10月13日

 13日の金曜日ということで暗い話題を。

 今年の一月に当てられて壊れていたバイク。請求してくださいと言われてはいたが、取引先なだけに請求しづらい。そうこうしているうちに夏も終わり車検が近づいてきた。いよいよ修理に出さなければと、バイク屋にもって行くことにした。

 バッテリーはすっかり上がっているので、ケーブルでつないでセルを回す。始動は悪いが、なんとかかかった。ケーブルを外すと、一分ほどで止まる。しょうがないな〜と、再度ケーブルをつなごうとして、キャブレターのあたりから漏れる液体を発見。ガソリンだ!キャブがオーバーフローしてガソリンが漏れてる!急遽エンジン始動は中止、バイク屋に取りにきてもらった。

 結果、キャブはオーバーホールで約3〜5万円。まあ14年も経つから仕方ないけど、金銭的にかなり痛い。他に事故の部分を見てもらうが、カウルとステー、タンク、リア・ウィンカー交換などで出てきた見積もりが16万円ちょい!ちょっと絶句してしまった。9万円くらいかなと高をくくっていたが、ほぼ倍近い。先方に伝えると、やはり驚いていた。今更保険も使えないので困った。しかし、当てたことは事実なのでと請求書を送るように言われた。

 遠慮せずにすぐに直しておけば、向こうも保険使えて迷惑かけなかったなと反省。気を使ったつもりが、グズグズしていたので、かえって印象悪くしてしまった。カウルかタンクか、どちらかを諦めれば10万円切るので、次の日、改めて傷の程度を見に行った。ちょうどキャブが分解してあり、かなりタンクからの細かい錆が落ちているようだ。バイク屋とも話し合った結果、タンクは新しい物にしないと、キャブをオーバーホールした意味が無いとのこと。カウルはちょっと割れて、傷もいってるが、自分で塗れないことはなさそうだ。といことでカウルの交換を断念した。

 このバイク、生産中止になってから3年ほどだけど、もう在庫の無い部品が結構あるようだ。実際私の色のアッパー・カウルは、メーカー在庫で後2個だけらしい。だから、もしも壊れた場合、カウルの交換が今後できないことになる。実際買いだめしている人もいるらしい。どうしよう・・・しかし6万ちょいのカウル、物入りの今在庫だけでもつのは無理。

 最初は、もう古い単車だから、ちょっとくらいの傷はいいかなと思っていた。ところが、もう在庫が無くなる。無理言えば自分の懐は痛まないと言うことを考えると、人間欲が出てくるもんだ。とっても欲しくなってきた。しかし、今回は自分への戒めの意味も込め、カウル抜きの請求をすることを先方に伝えた。相手の社長は、案外あっさりしているので「前のままの請求でもいいです。ただ、もっと早く処理してほしかったけど」と言ってくれた。唇の先まで「じゃあ、前のままでお願いします」と出かけてたけど「いや、グズグズしてご迷惑をおかけしたので・・・でも、タンク分だけお願いします」と行って電話を切った。そして・・・激しく後悔した。そのまま出してもらえば良かった・・・。でも、保険での処理なら、次の年以降数万円の出費で済むところを、10万円近くの実費で対応してくれるんだから、自分としても丸儲けはいかん、と納得しよう。(T.T)

 しかし、キャブのオーバーホールにバッテリー、ブレーキ、エンジンオイル、クーラント、プラグ交換。それだけで8万円は固い。ブレーキパッドも交換するとプラス1万5千円。ユーザー車検でも、自賠責や税金などで3万円ほど。同じく、放っていた妻の単車も整備に出したので、それが多分5万〜6万円。はぁ〜。エアコンもまだ買ってないし・・・暗いCry・・・。