ロジャバリン・ナイト ― 2006年10月15日
14日(土)は、子供と動物と自然を愛するロジャバリンさんプロデュースのクイーン・セッションに行ってきた。一応ライブレポだが,書くのは自分のことだけ。
「ロジャバリンを王女と呼ぶ日」と題されたこのセッション。クイーンではなく,あくまでプリンセスなのだそうだ。女王はちらさん、Brendaさんといるから、そう呼ばせていただこう「Her Royal Highness theプリン
当日は,いつものように子守りで、到着が8時前になった。もう第一部もほとんど終わりかけ。マットさんが水色スペシャル?と噂のデジ・テックの新兵器で演奏している。アンプとの相性を心配していたようだが,ちゃんとブライアン・メイの音になっていた。さすがだ。私の出番は,到着が遅くなるのがわかっていたので,第二部に固めてもらっている。私のエントリーした曲の順番をみると,「White Man」「Under Pressure」「The Show Must Go On」「Headlong」となっている。あれ?「White Man」と「Head Long」はチューニングがドロップDなので続けて演奏したいとお願いしていたのに・・・まあいいか。だがこれが、その後の悲劇を呼ぶとは思ってもみなかった。
この日は途中バイク屋で、自分で直すカウルを受け取りに行くために車で出かけた。だから酒が飲めない。そう考えると,やたら緊張してきた。特に最初の「White Man」、曲も知らずに引き受けたが,結構難題だった。まず、最初のヴォーカルとギターだけのパート。フリー・テンポなので,合わせるのが難しい。リハ無しで一発合わせというのは,ほんと冒険だった。ヴォーカルに合わせて行くということで弾いたが,なかなか噛み合ず,ちぐはぐな演奏になってしまった。そして、もう一つの難関、ギターソロ。このソロは,多分アンプ3台にそれぞれ原音、ディレイ1、ディレイ2を振り分けているようだ。それだけなら,普通のロング・ディレイで処理できるが,ソロの最後のフレーズが一つずつ消えて行くところがある。ここは「原音+ディレイ1+ディレイ2」「ディレイ1+ディレイ2」「ディレイ2」となっているのだが,これはやはりアンプを3台とディレイ2台を使わないと再現不可能。全部ストロークで音出しても良かったけど,それでは芸が無さすぎる。アンプ1台とディレイ1台で,どうやったら似た雰囲気になるか,かなり考えた。それなりにやったけど,耳の肥えたクイーン・ファンにはどう聞こえたんだろう。でも、やはりメインはヴォーカル。上手く噛み合なかったことがBrendaさんはかなりショックで「聞き込み不足」とダメだしを食らってしまった。リベンジを誓っていたが,その時は別の人がギターを弾くことになりそうだ。
この日はマットさんにギターを借りた。本当は自分の楽器を持って行くべきなのだろうが,電車で行く時は子供を妻の実家に預けるので、途中まで荷物が多く,ギターを持って行くことはできない。第二部は、TOMさんと私が交互にギターを担当する。TOMさんは自分のギターをセットしているので,チューニングが変わる私は、マットさんに借りることにした。
せっかくレスペ&新兵器をかりたのに「Under Pressure」「The Show Must Go On」と散々な出来でがっくり。最後に残った「Headlong」は、去年RAGでやった曲。これもベースとのコンビネーションが肝だが,やり慣れたよっしい☆とMFCオーナー、大丈夫と始めたが,なんかおかしい?音が合ってない。ベースと合わせようとするが,開放弦ですらチューニングが怪しい??なんだか無茶苦茶になってきた。どうにも合わないので,演奏中だがギターを変えることにした。私のせいで、演奏は混沌としていて,ヴォーカルのリロイKちゃんも訳わからない状態に。とりあえず壁にかかっているギターをつないで、区切りのわかりやすいギターソロから入った。よく終わったなという感じで終了。聴いていた皆さんにも,一緒に演奏したメンバーにも大変迷惑をかけてしまった。申し訳ない。
以上,他の人たちはばっちりだったので,自分のトホホだけのレポートでした。しかし!書いておかねばならないことが一つあった。それはロジャバリンさん、ドラムデビュー!
他にもかめむし@mariさんの初ヴォーカルやshinちゃんを思わせるKeithさんが家族で参加、札幌からは、やっぱりjazzさんも。そして初めて見る方が結構多かったのが印象的なセッションでした。そんなに新しい人が来るのも久しぶりだな〜,ロジャバリン,結構やるやん、なんて思った夜でした。
演奏終了後、カラオケで打ち上げ,10数人いたが,TOMさんとBrendaさんのリサイタル状態。飲み放題のビールがどんどん空いて行く中,車なのでジュースで我慢。そうか、車で行けば,どんなに荷物が多くてもギターも積んで行けたじゃないか、と気がつく。しかし、車で行くと呑めない。う〜ん、やはり酒を取るのが正しいロッカーの選択だろう。
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